簡単に理解！遠隔ヒーリングの仕組みを量子力学で解説

遠隔ヒーリングとは

遠隔ヒーリングは、時間や空間を超えてエネルギーを送るヒーリング手法です。

たとえば、レイキの遠隔ヒーリングでは、ヒーラーが媒体役となって、宇宙からのエネルギーを相手に送るとされています。遠くに住んでいる人でも、きちんと設定した日時に送ることができるため、時差も関係ありません。また、過去や未来の相手にもエネルギーを送ることができるため、現代にぴったりなヒーリング法だと言えます。

実は遠隔ヒーリングは、古代から存在する手法だと言われています。古代エジプト、中国、インドの伝統医療でも、遠隔で人々の健康を改善する方法が用いられていました。

また、宗教的な実践や儀式の中でも、遠隔ヒーリングに近い要素が見られることがあります。祈りや霊的なエネルギーの伝達を通じて、遠くにいる人々に癒しや安らぎを送るという考え方が、宗教的な文脈で広く行われてきました。

そして、今では、心理療法やヒーリングセッションを遠隔で行っているところが増えています。

靈氣（レイキ）は、おおよそ100年前に臼井甕男_{^{（うすいみかお）}}氏が発見したヒーリング手法です。修行を必要とせず、誰でも簡単に取得ができるよう体系化されているレイキシステムでは、セカンドディグリーで伝授されるシンボルとマントラを使うことで遠隔ヒーリングが可能になります。

今回は、目に見えない世界を科学する学問 “量子力学” の観点から、遠隔ヒーリングの仕組みについて解説し、理解を深めていきます。

量子力学による遠隔ヒーリングの仕組みの解明

量子力学とは

量子力学とは、目に見えない世界を科学する学問です。

量子力学によれば、私たちの体や、見たり触れられる物体も、微小な粒子（原子や分子）が集まってできているとされています。その最も小さい単位が「素粒子」となります。

また、これら微小な粒子は「波動」としても振る舞うことがわかっています。

量子（ミクロ）レベルの世界は、粒子でもあり、波でもあるため、私たちが意識できるレベルを超えています。このため、不思議な現象が研究によって明らかになっています。

今回は、２つの量子力学的概念から遠隔ヒーリングの仕組みについて解説します。以降、なじみのない用語が出てきますが、イメージを交えて説明するので、ぜひ最後まで読んでください。

遠隔ヒーリングの仕組み｜①量子相関

量子力学における「量子もつれ（量子エンタングルメント）」という現象では、2つ以上の粒子が物理的に離れていても、一度相互作用した粒子はその後も相互に影響し合います。つまり、遠く離れた場所にいる2つの粒子が、一度相互作用した後は、それ以降も互いに関係しているということです。

古典力学では説明できない量子力学的な相関は、量子エンタングルメント (量子もつれ) と呼ばれています。

同様に、遠隔ヒーリングにおいても、ヒーラーと受け手の間には量子的な相関が成立します。ヒーラーがエネルギーを送ることを意図することで、遠隔地にいる受け手にそのエネルギーや意図が瞬時に伝わるのです。このように、物理的な距離が離れていても、量子相関を通じて互いに影響し合うことができるのです。

このプロセスは「共鳴」と呼ばれる現象に近いと言えます。

イメージとしては、遠くの友達に手紙を書くようなものです。手紙を書いたら、郵便局を通じて手紙が友達のもとへ届きますよね。遠隔ヒーリングも同じような仕組みで、意図とエネルギーが「目にみえない赤い糸」のように結ばれ、受け手に届けられるのです。

遠隔ヒーリングの仕組み｜②ゼロポイントフィールド

ゼロポイントフィールドとは、宇宙のすべての場所において常に存在しているエネルギーの場です。限りなくゼロ（無）に近い状態でも、非常に小さな粒子たちがびっしり詰まったフィールドのようなもので、常に揺れ動いています。

イメージしやすくするために、ゼロポイントフィールドは無限に広がる宇宙の中に、ちりばめられた無数のキラキラと輝く星のような存在と考えてみましょう。それぞれの星は微細なエネルギーを持ち、そのエネルギーが常に揺らめき、流れています。

ゼロポイントフィールドには、過去・現在・未来の情報（記憶）が含まれているとも言われています。

遠隔ヒーリングでは、ヒーラーが自分のエネルギーをゼロポイントフィールドに集中させ、そのエネルギーを癒しの意図を込めて送ることで、受け手の心と体を癒します。

とは言っても、過去から未来までの情報が詰まった宇宙のフィールドにアクセスするにはどうすればいいの？って思いますよね。

実は今この瞬間にも私たちの周りに存在しているのです。そして、アクセスする方法はとてもシンプルで、「今ココに全てが在ることに氣づく」ことなのです。つまり、私たちが現在の瞬間に意識を向け、その瞬間に宇宙のすべての情報が集約されていることに氣付くのです。

過去や未来に意識が飛んでしまうこともありますが、遠隔ヒーリングでは今この瞬間に集中することが大切です。そうすることで、私たちは宇宙の源から無限のエネルギーにアクセスし、そのエネルギーをヒーリングに使うことができるのです。

遠隔ヒーリングは、宇宙の根源的なエネルギーとつながり、意図と共鳴することで成り立っています。遠隔ヒーリングを受けるときは、目を閉じて静かになり、今この瞬間の存在に集中してみてください。そこには無限の可能性と癒しの力が広がっていることに気付くでしょう。

まとめ

遠隔ヒーリングの仕組みに関するポイントをシンプルにまとめます。

この記事を書くにあたり、量子力学という学問から遠隔ヒーリングの仕組みを解説することは非常に難易度が高く、苦戦しましたが、自分自身の勉強にもなりました。

ただし、遠隔ヒーリングの効果を実感している人が多くいることは事実であり、私自身もその中の一人です。

「波動で病気を治す？怪しい！胡散臭い！」という声がまだまだ聞こえそうですがが、波動療法についてもっと知りたいと思った方は、以下の本をオススメします＾＾