日本では、古くから人の話す「言葉には魂が宿っている」と信じられてきました。それを「言霊」と呼び、言葉一つ一つが大切にされてきたのだと思います。
感謝の言葉には、
私たちの心や空間に
愛や幸せ、平和などの
温かく高い波動エネルギーを
もたらしてくれます。
自分自身にも
周りの人にも
良い影響を与えてくれます。
日々の暮らしの中で、感謝する習慣がある人は「幸せ度(幸福感)」が高いですし、引き寄せやシンクロニシティといった奇跡的な巡り合わせにも出会いやすいとも言われています。
しかし、現代社会ではストレスやネガティブな感情に支配されることが多く、感謝することを忘れがちになっています。
今回の記事は、本やYouTubeの動画から感銘を受けてきた私の視点から「感謝を見つけるためのコツ」をご紹介し、より良い人生を築くために感謝の力を活用する方法をご紹介します。
感謝の重要性について
感謝することが大切だということは理解できていても、感謝という言葉の成り立ちについて知らない人もいるかもしれません。
実際に「感謝」と「ありがとう」に込められた意味を知ったとき、私は感謝することの大切さを心から理解し、感謝の質を以前よりも高めることができたと感じます。
感謝とありがとうの本当の意味
「感謝」の言葉の意味
「感謝」の「感」は、「感動・感じる・感銘」などの言葉のように、心が動いたときに使う言葉が多いです。
一方、「謝」には、「謝罪・謝礼・慰謝・謝恩会」などの言葉のように、気持ちを伝えるために言葉を発したり、行動で示したり、金品でお返しをしたりすることを意味します。
私は「感謝」の言葉の意味・漢字の成り立ちを知り、これまで以上に、感謝の気持ちをちゃんと言葉にして伝えていこう!って思えました。
「ありがとう」の言葉の意味
「ありがとう」という漢字は、「有り難う」と書きます。これは、「有る」こと自体が「難しい」という意味です。
ありがとうの意味を知ると、今こうして存在している事も容易ではないのだ!と気づかされます。その時に「あ~有難し!有り難う!」と心から強く想うことができます。
「ありがとう」は高波動エネルギー
あなたは、言葉の力を信じていますか?私は、ある実験の話を聞いたときに、言葉一つ一つには固有の波動があり、プラスの影響を与えたり、マイナスの影響を与えたりするのだと気づきました。
言霊実験(ありがとうの実験)
言霊実験は、炊いたご飯やお水にプラスの言葉やマイナスの言葉を掛けることで、どのような変化が起こるかを実証する実験です。検索すると、たくさんの画像や動画が見つかります。
実験の結果、「ありがとう」と声を掛けていたご飯には何も起こらず、一方、「バカヤロウ」と声を掛けていたご飯にはカビが発生していました。また興味深いのが、何もしないで放置したご飯は真っ黒になってしまったという結果も出ています。
この言霊実験で有名なのが「水は語る」という書籍です。
書籍の中では、様々な言葉で実験が行われています。言葉によって結晶の形が異なったり、マイナスの言葉では結晶が作れなかったといった結果が写真で紹介されています。
私たちの体の大半は水分でつくられています。これらの実験からも分かるように、自分が日頃から発している言葉によって、自分で自分の心や体を傷めてしまっていることに気づかされます。
気づいたならば、プラスの言葉を発していきたいですね。これは自分の心や体の健康だけでなく、魂をキレイにすることにも繋がっていきます。
日常生活での感謝の見つけ方
ここからは、日々の暮らしの中で「感謝」を見つけるためのコツを伝授します。その際に、大切なことは方法ではなく、自分自身の在り方や考え方の軸を構築することです。
感謝ノートや感謝行を行う
「有り難う」の語源からヒントを。
「有ることが難しい」と書いて「ありがとう」という言葉が生まれました。この言葉の成り立ちから、すべての事象に対して、「当たり前に有ることが、本来は貴重で有り難いことなんだ!」と心の底から気づけるようになることが大切です。
感謝ノートは些細なことから書き留めていく
当たり前のことから感謝する習慣を身につけることで、次第に感謝できる出来事が増えていきます。
例えば
- 住む家があること
- おいしい水が飲めること
- 手持ちのお金があること
- 美味しいご飯が食べれる
- 健康でいられた一日に
感謝行で自分の波動を上げていく
感謝ノートは、感謝できたことを書き留めるものです。一方で、感謝行は実際に声に出して「ありがとうございます」と唱えることをします。
先ほどの言霊実験のように、私たちの身体も60%が水でできています。言葉には神様が宿っているため、「ありがとう」という言葉を唱えることで、高波動エネルギーに自分を共鳴させ、自分の心や体の周波数を上げることができます。そして、蓄積していた過去のトラウマや傷を癒していくことができます。
ハワイの「ホ・オポノポノ」に似ていますね💕
「感情の22段階」を参考に感情レベルを上げていく
こちらは、引き寄せの法則で有名なエイブラハムの「感情の22段階」というものです。人の感情を22段階に分けたものです。
私たちがこの世に生まれたときは皆、「1」の「喜びや愛や感謝」の周波数です。しかし、人生の経験の中で、様々な感情を体験しながら成長していきます。
この表は、自分の出している周波数の現在地を把握することができる便利な仕組みです。
実は、現実が創造されるのに、「思考が先、現実は後」という話を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。エイブラハムの考え方では、自分が出している波動によって、現実を創造しているというものです。しかし、私たちは、現実に起きている出来事によって感情が動いていると思いがちです。
ガッカリしてしまいましたか?そうですよね。私も、この世の仕組みを知った時には愕然とし、信じられない気持ちも少しありました。
でも、大丈夫!いつからだって変われるにゃん!
「感情の22段階」を活用して、現在の感情レベルより2~3段階上を意識し、ニュートラルな「満足・ほっとする・安心・安全」の感情を基盤にして小さなことにも感謝する習慣を身につけることで、自然と現実はあなたが発している周波数に適合したものになっていくでしょう。
感謝できる事が見つけられない時
理想的には自然に感謝の気持ちが湧くようになることが望ましいですが、最初は難しいものです。感謝ノートを3日坊主でやめてしまう人もいるでしょう。そんな時に、無理なく「ありがたいな~」と思えるワークを紹介します。
「もしも」を想定してみる
事あるごとに、「もしも、それがなかったら?」を想定してみます。
例えば
- もしも、住む家がなかったら?
- もしも、水道が止まったら?
- もしも、具合が悪かったら?
ただ、今この瞬間が「ありがたいな~」と思えたら成功です。私たちは、失ってからその有難みに気づきます。しかし、失う前から有難みに気づくことで、どんなことも感謝の気持ちが芽生えてくるものです。
どんな経験も「おかげさま」
過去の出来事での傷やトラウマは、誰しもが持っています。例え、それが許せないことであっても、時間が経過していくと共に記憶の片隅に追いやられていきます。
そうして、傷が小さくなってきた頃には、あなたはひと回りもふた回りも成長しているはずです。成長したあなたで、過去の出来事に対して「おかげさま」でと、感謝ができるようになったとき、あなたは過去を癒し、二度と同じ経験を味わうことがなくなるでしょう。
その時に大切なのは、過去の捉え方です。
「あの時にあの経験があったせいで今の私はこうなんだ。」ではなく、「あの時にあの経験があったおかげで今の私はこうなれている。」という意識の転換です。
過去に背負ってきた傷やトラウマの深さによって、意識の転換はすぐには難しいかもしれません。しかし、今は許せないと思っていても、いつかは癒えると信じてほしいとおもいます。
そして、その時が来たら、自分はあの時のあの経験があったおかげで、今とても幸せなんだ!と感じれるはずです。
つまりは癒えない傷は存在しないという事です。傷は時間が経つと共に癒えていくものであり、それは来世になるかもしれないけれど、いずれにしても、傷は必ず癒えていくのです。
まとめ
いかがでしたか?
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- 感謝とは、ありがたい気持ちを言葉にして伝えること
- ありがとうは、本来は滅多にない貴重なことを意味する
- ありがとうの言葉は、物事を好転させる高次のエネルギーである
- 日々の小さいことから感謝を書き留める感謝ノートをつくろう
- ありがとうと唱えると感謝エネルギーによって波動が上がる
- 自分が発している周波数を把握し、少しずつ上げていく
- 感謝できる事を見つけるには「もしもなかったら」を想定する
- どんなことが起きても最終的には「おかげさま」と思えるようになる