ヘリオセントリック星読みが気になる…
本記事では、ヘリオセントリック占星術(星読み)を詳しく説明しています。
- ジオセントリックとの違いがわかる
- ヘリオセントリックの構造がわかる
- ヘリオセントリックで読めることがわかる
- なぜ月が出てこないのかがわかる
2020年に体調を崩したことから「スピリチュアルの世界」に飛び込む。
なぜ同じような苦しみが生まれるのか?なぜ幸せは続かないのか?そんな疑問から宇宙の仕組みを勉強するようになりました。学んだことを実践することで、現実は確かに変わり、「幸せは自分次第なんだ!」という事が分かりました。その流れでヘリオセントリック星読みを知り、自分の出生ホロスコープに書かれた星を読み解いていくうちに、自分が「こう在りたい」と思っていた生き方と一致していることに気づけました。そこから、自分らしく生きていくための内観ツールとして、日々星と対話しながらトコトコと進んでいます。2023年現在は、レイキマスターとしてレイキを広める活動もしています💕
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ヘリオセントリックとは
太陽中心の占星術
ヘリオセントリックは英語でHelioCentricと書きます。直訳すると太陽中心です。
地動説(地球暦)を採用した占星術である
太陽中心の占星術ということは、必然的に「地動説」(地球が太陽の周りを回っている)を採用した占星術であることがわかります。
ヘリオセントリックは太陽を中心としたホロスコープを使う地動説を採用した占星術です。
私たちが馴染んでいる太陽星座や月星座は、ジオセントリック(地動説)の宇宙観です。ジオセントリックは歴史は深いですが、宇宙観はいまだ天動説のままで進化していない気がします💦
天動説は中世キリスト教の考え方だからね。
ここから先はヘリオとジオと略して説明していきます。
一般的な占星術(ジオ)との違い
ジオとヘリオの違いを知りたい…
そもそも宇宙の仕組みが違う
地動説(ヘリオ)と天動説(ジオ)では、宇宙の仕組みが違うため、占いのスタイルにも多少の違いが生じます。
ヘリオ | ジオ | |
---|---|---|
視点 | 太陽(魂) | 自分視点 |
出生時間 | 太陽(魂) | 正確な時間が必要 |
出生地 | 必要ない | 必要 |
星座 | ※1基本は使わない | 重要 |
角度 | 重要(優劣はない) | 重要(吉凶あり) |
月 | 出てこない | 重要 |
占い要素 | ※2△ | ある |
※1星座を使う読み方もあります。
※2大局的に見たら「当たってた」という感覚に近いです。
全体を見渡せるヘリオ、細部が見えるジオ
ヘリオは太陽(魂)から全体の一部として自分を捉えていく。ジオは自分の視点から自分だけの世界を捉えていく。どこから自分を捉えていくかによって、見える世界はがらりと変わります。
より調和していけるのはどちらかな??
ジオは自分は動かず、周りの流れに左右されていく感じがする…
ヘリオは全体を見渡し、調和していけるところを探していける♡
統合していくヘリオ、細分化していくジオ
ジオの場合
従来の占星術(ジオ)は「生まれた場所(病院)・生まれた時間」を設定します。その為、かなり詳しく自分の現実的な面を知ることができます。
・自分の性格や心の欲求
・向いている職業や金運。
・恋愛では好みの男性のタイプなど
ということは、無限の可能性から的を絞っていくので“自分の未来を予想する”ことが出来そうです。
しかし逆の発想をすれば“運命にハンドルを握られている”状態でもあります。
ヘリオの場合
ヘリオはどうだろうか?
その点、ヘリオは統合していくため全体のなかの自分とは?を見ていくことができます。
全体のなかで自分はどんな「役割」をしていったらいいか?どんな「使命」を果たしていけるか?そんなことを見ていくことができます。
ヘリオは恋愛は~、金運は~、といった現実的なことにはあまり関心がありません(笑)。
なので、現実的なことは“自力で運命のハンドルを握っていく”という発想が出来ます。
ヘリオは月が出てこない
月は、従来の占星術(ジオ)では重要視されています。
しかし、ヘリオでは月は重要視しません。
というのも、月は地球の衛星であり、惑星ではありません。そのため、大局的な視点で見ると、ヘリオでは月は必要ありません。
太陽(ヘリオ)の視点でみたら月は僕と同じ位置にいるはずだよ。
占星術師の松村潔は、ヘリオセントリック占星術を説いており、月について以下のように述べています。
“従来の占星術(ジオ)に馴染んでいると、個人の狭苦しいエゴに閉じ込められる傾向が出てきて、それは月を考慮することで強まる”
ヘリオセントリック占星術より
近年の占星術界では、月読みやルナソロジーなど「月を重要視」する価値観が広まっています。ただ、先生によっては異なる意見をお持ちの方もおられ、それは非常に興味深いです。
月が出ないヘリオは、大体の出生時間で占えるんだ。
ヘリオは占いの要素はあまりない
従来の占星術(ジオ)は、生まれた日で決まる12星座占いが有名です。
12星座の仕組みは、あなたが生まれた日の太陽が12星座のどこに位置していたかで決まるんだ。
この12星座は、西洋占星術(ジオ)のごく一部を見ているだけです。他の天体やハウスを組み合わせることで、細かく自分の運命や相性を占うことができます。
現実的なことで「時期」を相談したい場合は、ジオはとても重宝するでしょう。しかし、デメリットもあります。それは自分が生まれた場所から見上げているため、視野が狭くなりやすいという点です。
また、自分は中心にいて動かず、運の流れが巡ってくるのを待っている状態になることもあります。
対してヘリオは、自分は太陽の周りをまわっていて、他の星(周り)と調和しながら進んでいる状態を表します。この状態にしっくりくるには「どうしたらいいか?」を模索していくのがヘリオ星読みです。
そのため、占いの要素はあまりありません。
しかし、星を読んでいくと、既に星の通りに生きている方に出会うことがあります。
そういう方にとっては、「なんで分かるんですか?」「私それそのものです」となるでしょう。
結果的に、「当たってる」となりやすいのはそのためです。
ジオの適応する生き方⇒ヘリオの創造する生き方へ
ジオは自分を中心として星を読むので、星通りに生きようとすると適応していく生き方になっていきます。
しかし、そのような生き方は同じ場所をぐるぐると回り続けるようなものであり、多くの人々は「同じような問題が繰り返される」と嘆き、今年の運気が悪いと感じているのです。これはジオの視点で物事を見ているためです。
一方、ヘリオの場合は、本来の太陽系の在り方で生きていくことができるため、自分自身をその都度見つめ、必要に応じて軌道修正を行うことができます。このような意識に持つことで、より良い生き方ができるようになるのです。
本当の太陽系の姿を見たことがない方は見てね♡
これまでの人生は、自分が選択してきた結果だと魂レベルで腑に落ちると「運命のハンドルを自分で握っていこう!梶を取って人生を創造していこう!」ってむしろ自由になっていきます。
ヘリオセントリックで読めること
ヘリオセントリック占星術では、専用のホロスコープチャートを用います。
ホロスコープに散らばる9つの天体の繋がり(調和度)を読むことで、以下のようなことが分かってきます。
- どの星に縁があるのか
- 大局的にみた人生の方向性
- 世界観(価値観に表れる)
- 前世でやってきたこと
- 今世の課題や役割
これらが分かると、潜在的な能力に目覚めることができます。
どういうこと??
星との約束は、魂が求めているものです。それが理解できる青写真が手に入ります。
その青写真を手にして、自分自身の道を見つけ、役割を探究し、自分の能力を受け入れ、安心して前進することができます。
自分で人生を切り開く勇気を持って、自己分析をし、自分の力で前進していくためのツールになります。
私はヘリオに出会ってから、占いに依存しなくなりました。
まとめ
いかがでしたか??
ヘリオセントリック占星術は、海外では歴史が古いのですが、日本だと比較的新しい星読みとされています。なので深めている方が少ないように感じます。
しかし風の時代になって、自立することや個を強調していこうとする思想が強まっています。
こうして変化していく時代が来ているからこそ、「自分の内面(心や魂)を自分で見る」というきっかけを作っていけると良いなと思うようになりました。それが星読みでもできるので、ハマる人はハマってしまう^^。
ヘリオを気軽に学べる場所は、星読み協会が運営する 「星と心がつながる講座(現在は終了)」です。また、専門的なところだと松村潔氏のヘリオセントリック占星術の本が有名です。こちらはジオセントリックの知識も入っている前提で書かれているので、初級・中級・上級別にオススメの著書を紹介しますね。
ヘリオを知らない人にも占い感覚で読めて手に取っていただきやすい!
ヘリオセントリック星読みを学ばれた方が知識を深めるために
ヘリオを立体的に捉え、更には恒星まで当てはめるという上級者向け
ここまで読んでいただきありがとうございます
「ヘリオの読み方」と「星や角度の意味」についても書いています。
\よかったら読んでいってね/