わが家で可愛がっている愛猫レオ君の体調が急変しました。
今回の出来事をきっかけにして、レオ君の体調管理のために記録を残しておきたいと思います。
こちらの記事を書いている飼い主は、自然療養(レイキ・ヒーリング・ホメオパシー)に力を入れています。ご参考になさる場合は自己責任でお願いいたします(__)。
猫種:チンチラペルシャ(シルバー)
性別:♂ 年齢:15歳
避妊手術:済
過去の病歴:なし
ワクチン接種:10年前
体調急変の理由は引っ越し?
レオ君の様子がおかしいと思ったのが、引っ越しの時でした。当日は、引っ越しセンターの作業の邪魔にならぬよう、移動用ケースに猫ちゃんを入れて待機していました。
わが家の猫ちゃん(2匹)は、引っ越しを何度も経験してきているので、あまり心配はしていなかったのですが、新居へ向かう車中でレオ君の様子がおかしくなりました。その様子は「汗で毛が湿っており、口元はよだれ」。次第に、「ワンちゃんのように口で呼吸」をしていました💦。
ペルシャ(チンチラ)は、暑さに弱く、熱中症になりやすいと言われています。特に長毛種は熱がこもりやすく、体温を下げることが難しいです。また、平たい顔を持つ猫は鼻の管が短かったり小さかったりするため、通常の猫よりも呼吸に問題が生じやすいです。暑さを感じると、猫は口を開けて舌を出し、パンティングという方法で体温を下げようとします。
新居についてからレオ君にレイキを流して、過剰な刺激を与えないようにしました。そしたら、レオ君は自ら暗いところに避難していました。数時間後には口呼吸も止み、水も飲んでくれたのでよかったです。
ペルシャ(チンチラ)や他の暑さに弱い動物や閉所恐怖症の動物は、長距離の移動は注意が必要です。いつであっても密閉された風通しの悪い場所や車の中に放置しないこと。また、常に新鮮な水が飲める状態を保つなど、適切なケアをしてあげることが大切です。
近距離での引っ越しだったけど、レオ君にとっては狭いキャリーケースの中も、慣れない車の移動もストレスだったね…
レオ君ごめんね…。病院を受診するきっかけ
引っ越し後の1週間の様子は、いつものドライフードを食べなくなったり、トイレもうまくできず、おしっこの色が以前より濃くなっていたことが気がかりでした。
しかし、チュールをあげると美味しそうに食べてくれるし、気持ちよさそうに眠っているので、この時点ではレオ君に重大な病気が隠れているとは思っていませんでした。
レオ君は15歳なので、シニア猫です。しかし、これまで食事を残したこともなく、毎日2〜3回立派なうんち💩を見せていたので、「あと5年は大丈夫だね」とパートナーとよく話していました
1週間はお家で様子を見ていたのですが、あまりにも痩せ細っていく様子と、またたびにも反応しなくなってきて、レオ君の生命力が落ちていると直感し、病院で一度検査をしてもらう事にしました。
お気に入りだったドライフードはコチラ
※現在は、食事療養に切り替えています。
受診内容
まず、レオ君の体調の変化を獣医さんに伝え、その後に診察台で体重を測りました。体重は「2.7㌔」で、抱っこの感覚で500㌘~1㌔は痩せた印象でしたので、元々は「3.7㌔」くらいあったと思います。
触診では、しこりなどは見つかりませんでした。ただ、皮膚や目の色が若干黄色く、おしっこの色が濃いことから、黄疸があるかもしれないと推測されました。私もおしっこの色が濃かったのが心配で、ネット検索をしたときに「黄疸」という言葉が出てきていたので、やっぱりそうかな~と思いました。
その後は、詳しい検査(レントゲン検査・血液検査・エコー検査)をしてもらいました。
検査結果
血液検査では、異常値があったものはGPT・ALP(肝酵素)の上昇、TBIL(肝機能・黄疸指数)の上昇、TCHO(総コレステロール)の上昇、IP(リン・主に腎機能)上昇です。
TBIL(総ビリルビン)は、猫にとって重要な数値であり、肝臓と胆嚢に大きな影響を与えます。数日間食事を摂らなかっただけでも数値が上昇し、高い数値を放置すると、数日で命を落とすこともあります。
エコー検査では、腹腔内に腫瘍らしい影と腹水(少量)また脾臓の腫れが発見されました。レントゲン検査では、心臓が小さいと診断されました。
これらの検査結果による所見内容はこちら
・腹腔内腫瘍(悪性リンパ腫である可能性)、腹水、黄疸、肝酵素上昇(肝リピドーシス)、脾腫
治療方針
腹腔内の腫瘍に関しては、追加検査をする事でわかると「生検」また「CT」の説明も受けましたが、どちらも断りました。また甲状腺ホルモン検査の話もありましたが、そちらも断りました。
そこで対症療法(緩和治療)を提案してもらいました。
内容としては、点滴を3~7日目安、ステロイド(抗腫瘍効果、抗炎症効果)、抗生剤です。
「入院は絶対にさせたくない!」と決めていたので、通院で点滴とステロイドを皮下注射で処置してもらうことにしました。
療養期間中の記録
1日目
朝、チュールを食べた後、病院に半日ほど滞在していたこともありますが、帰宅後は貧血気味でフローリングの上を歩けませんでした。歩き方がぎこちなくなり、カーテンの裏に隠れてしまいました。
病院に行く前よりも明らかに体力が低下していたため、辛くて泣きそうになりました。もしかしたら、点滴とステロイド注射の副作用のせいかも!と考えたりもしました。
ご飯や排泄については、病院で購入したウェットフードを食べてくれました。便は出ませんでしたが、尿は大量に出ました。夜の間だけでペットシーツがびしょびしょになりました。
尿検査で、尿路結石が見られたので病院で推奨されている食事療法食に切り替えました。ロイヤルカナンのユリナリーS/Oエイジング7+は尿石の90%を形成しにくくしてくれるみたいです。
ステロイドの副作用が抜けて、楽になってもらえたらと思い、帰宅後すぐにレイキを流して、その後はレイキ仲間に遠隔レイキヒーリングを送ってもらいました。
2日目
レイキヒーリングが効いたのか、ステロイドが効いたのか、翌朝のレオ君はご飯を欲しがり、歩き方も元に戻ってきて、回復したように思いました。おしっこの色も通常の色に戻っていて、小さいですが便も出ていました。
1日目は、カーテンの裏に隠れていたり、座り込んだまま動かずにいましたが、2日目の午後には、手足を伸ばして寝れるようになりました。
この日の夕方に、病院に通院しました。その時に、獣医さんに聞いた話は、レオ君の回復具合はステロイドが効いているという事で腹腔内の腫瘍は「悪性リンパ腫」の可能性が高いといわれました。
レオ君の場合は、詳しい検査(生検、CT)をしない方向で進めていくことにしていますので、緩和治療(ステロイド、点滴)です。
獣医さんからステロイド治療の特徴を聞きました。
リンパ種の場合、ステロイドは非常に効果的であり、最初のうちは猫ちゃんの食欲を増進させたり元気にさせたりする効果がありますが、やがては効果がなくなる時が来ると言いました。平均寿命としては、数か月延命が出来る可能性があると言われました。
獣医さんの話を聞いていても、私のハートには響いてきませんでした。
この日は、通院する前から元氣を取り戻してきたのは、レイキヒーリングもあるんじゃないか?と感じていたので、「ステロイドを止めて、点滴だけで様子を見てみたい‼」と内に秘めていた想いをしっかりと伝えました。
獣医さんは、私の想いを尊重してくれて、さらには自然療法に力を入れている場合、ステロイドで状態が悪化したときに、「ステロイドをやらなければよかった‼」となる可能性もあるため、それなら止めてみるのもいいと思います。と言ってくれました。
この日は、点滴と吐き気防止のお薬を皮下注射で入れてもらい帰宅しました。帰宅後は通院のストレスなのか、またカーテンの裏に隠れてしまい心配になりました。
お家に戻ってからは、悪性リンパ種について調べたり、リンパ種で亡くなった猫ちゃんのブログを見ていたりしたら、レオ君の余命を実感してしまい、悲しみが溢れて泣いてしまいました
ここから、食事療法とレイキヒーリング、ホメオパシーを試していくことになります。
3日目
レイキを「病気じゃないレオ君がいるパラレルワールド(未来)」にヒーリングし続けました。そのおかげで、この日はとても元氣になりました
病院に行くストレスの事も考えて、通院(点滴)を止めてみる決断に至りました。
この日は、新しく買ってきたカリカリも少し食べつつ、トイレもしっかりした便を出してくれました~
うんち💩をしてくれて喜ぶなんて思わなかった(笑)
4日目
自然療養に切り替えて2日目です。レオ君の体調は変わらず、おもちゃで遊ぶほどの元氣はなくて、窓から外を眺めたり、お部屋を行き来する程度でした。でも、毛繕いをしたり、トイレで大きめの便をしたり、体重も戻ってきているので、ひとまず安心です。
今後は、ホメオパシーにお世話になるので本と基本キットを購入しました。
ホメオパシー初心者さん向け
ペットのためのホメオパシーが知りたい!
レメディーの基本キットは持っておくと安心!
レメディー投与のために!
ホメオパシーについては、過去に自分自身と大切な人の健康を守れたらと、動画講座で学びました。しかし、ペットの為のホメオパシーは勉強不足の為、新たに本を買ったわけです。
ホメオパシーとは何ぞや❓、詳しく知りたい❕と思われた方は専門サイトを参考にされてくださいね
参考になった専門サイト
5日目
朝、昼、夕、晩と、食事療法食(ロイヤルカナン)とカリカリを少量ずつ与えて、栄養を摂ってもらうようにしました。「レオ君~
」と呼ぶと近寄ってきてくれるようになりました。うんち💩はしていないけど、大丈夫だといいな…。
ちなみに、ホメオパシーの本が届きました。キットが届かないことには投与できない為、本を読みながらネットで検索してはレオ君に合いそうなレメディを探しています。
6日目
朝、昼、夕、晩と、レオ君から「ごはんー
」と寄ってきてくれるようになりました。お部屋の移動回数も増えてきて、活動時間は明らかに変化していますなにかの情報で、猫は霊性が高い動物だと知りました。
もしレイキに出会っていなかったら、おそらく動物病院で治療を受けていたと思います。しかし、レイキに出会い、目に見えない力を実感している今、目の前にいるレオ君の魂を感じることができたいと思いました。
レオ君の肉体を離れる時、どのような状態でいたいかを考えることは、飼い主の使命なのかなと思っています。